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東本願寺(煤払い)
●JR京都駅下車徒歩5分、地下鉄烏丸線五条駅下車徒歩3分
●◎京都市下京区烏丸七条上ル


   

 毎月20日、京都ではなんの日かご存知ですか。
 “どら焼き”の日なのです。笹屋伊織さんのお店に出かけて“どら焼き”を購入してみませんか。
  “どら焼き”言うても、そんじょそこらのものとは味も形も違います。
  もともとお坊さんの副食として作られたもので、日本に古来からある 自然の素材だけで作られています。
 東寺の弘法さん(弘法市)市をはさんで、毎月20日、21日、22日の3日間しか販売されていません。ですから、20日になると、七条通大宮西入にある老舗・笹屋伊織さんのお店(京都市下京区七条通大宮西入花畑町86)に出かけます。

 お菓子の話ばかりしていてはいけませんね、今月は「年の瀬巡り」でした。
 じつは師走の20日、笹屋伊織さんがある七条通はちょっと雰囲気が違います。この日、西本願寺さんと東本願寺さんで煤払いが行われるのです。
 1年間の煤を払う恒例の行事で、一山のお坊さんと、奉仕に集まったかっぽう着姿の信者さん数百人が、広大な堂内の畳を叩き、大団扇で埃を堂外にあおぎ出します。マスコミでもしばしば紹介される名物の光景ですね。

 1年を締めくくる行事ですので、煤払いがあると、いよいよ今年もおしまい、1年間ありがとうございました、そんな気持ちにさせてくれます。
 あわただしい年の瀬ですが、心の大掃除にもなる行事ですね。