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青蓮院
 ご本尊の光をイメージしたライトアップ
●地下鉄東西線東山駅下車徒歩3分、
●京都市東山区粟田口三条坊町69-1


   

 夜の冷えこみが一段と強まり、京の紅葉の色づきもだんだん深くなってきました。
 いかがお過ごしですか。

 今日は門跡寺院の青蓮院(しょうれんいん)さんにお邪魔させていただきましょう。
 
 地下鉄東西線の東山駅で降りて三条通を東へ向かいます。白川のせせらぎを渡り(白川橋)、三条神宮道を南に進むと左手(東側)に見えてくるのが、青蓮院門跡どす。
 このあたりは古代に豪族の粟田氏が勢力を振るっていたところだそう。
 青蓮院も別名、粟田御所と呼ばれることもあります。

 門前で迎えてくれるのが有名な大木の楠どす。親鸞聖人お手植えとも伝えられる名木は、いつ訪ねても心を癒してくれはります。
 お庭は室町時代の相阿弥作と伝えられる築山泉水庭、江戸時代の小堀遠州作と伝えられる霧島の庭はそれぞれ味わいがあります。

 ここでは毎年夜間の特別拝観ライトアップが恒例で、今回で第17回を数えますが、なぜライトアップをするのか、ご存知ですか。じつは青蓮院のご本尊は光そのものだそう。そんなことから、青蓮院さんでは毎年ライトアップを催し、訪れる人の目を楽しませてくださいます。
 専門のデザイナーの方が毎年工夫を凝らしているようですけど、うちはライトで浮かび上がる竹林を眺めるのが大好きどす。
 ライトアップは12月5日(日)まで、毎日午後6時から10時までです。
お見逃しなく。