ブラウザーを使うとHDD容量が減る？

ブラウザーを使っていると、いつの間にかハードディスク容量を大量に使ってしまいます。なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。

Internet Explorer（IE）などのブラウザーソフトは、既に表示したWebサイトの画像などのファイルをハードディスク（HDD）に保存しておき、再びそのWebサイトを訪れた際に素早く表示できるようにする「インターネット一時ファイル」（キャッシュファイルともいいます）の機能があります。この機能を利用すると、画像ファイルなどを再びダウンロードする必要がなくなり、初めてそのWebサイトを開くときに比べて非常に速く表示できます。

　ただ、一時ファイルはそのまま放置しておくと、HDDを大量に使います。時々ファイルを削除しましょう。IEの場合は「ツール」メニューの「インターネットオプション」にある「全般」タブで「ファイルの削除」ボタンを押します。IE以外のブラウザーでは設定方法は異なります。

　どれくらいHDD容量を使うかは変更できます。インターネット一時ファイルの「設定」ボタンで開くダイアログにある「使用するディスクの容量」のバーを動かして変更します。HDDの容量に合わせて、ある程度の容量を確保しておけば問題ありません。

▲ キャッシュのサイズを変更するには、IEの「ツール」メニューから「インターネットオプション」を選び、「全般」タブの「インターネット一時ファイル」の「設定」ボタンをクリック。表示されるダイアログで「使用するディスクの容量」のバーを動かして変更する