RSSリーダーとは何ですか?

RSSリーダーというものが便利と聞いたのですが、どういうものなのですか。どこから入手してどのように使うのかを、教えて下さい。

RSSリーダーとは、Webブラウザーの一種と考えるといいでしょう。ユーザーが登録したWebサイトの情報の更新を察知し、その更新情報の「見出し」を一覧できるのが特徴です。

 下は、無料で提供されているRSSリーダー「glucose News Browser」(http://glucose.jp/)です。標準画面はメールソフトのように三分割されており、左側で、あらかじめ登録した「チャンネル」を選ぶと、右上のウインドウには、そのチャンネルで更新されたニュースや記事の見出しが並びます。そのひとつを選んでクリックすると、下の画面にページが表示されます。チャンネル単位でなくても、見出しはキーワードごとや、更新順にまとめて表示させることもできます。

無料で入手できるRSSリーダー「glucose News Browser」の画面。3分割された画面の、見出しの一覧から記事を選ぶと大きな画面に記事が表示される

 RSSリーダーが参照するデータは、「RSS」と呼ばれます。このRSSのURLを、リーダーに登録すると、リーダーがそれをチェックしに行き、更新情報があれば、見出しなどの情報を取得する仕組みです。最近はニュースや日記、Blog(ブログ)などのサイトで用意されることが増えています。RSSのほか、「RDF」「XML」などと書かれていることもあります。また、サイト自体がRSSを用意していなくても、検索サイトなどで探せば、誰かが独自に用意したものが見つかるかもしれません。

 RSSリーダーにはglucoseのほか、シェアウエアやパッケージ製品もあります。「ニュースクリッパー」(インターチャネル、http://www.interchannel.co.jp/、3129円)、「Headline-Reader」(InfoMaker、http://www.infomaker.jp/headline/、1500円)、「News Glue」(グルー ソフトウェア、http://www.gluesoft.co.jp/NewsGlue/、3150円)などです。ここで紹介したものは、いずれも試用が可能ですので、使い勝手などを比較してみてください。あらかじめいろいろなサイトのRSSが登録されているものなら、インストールしてすぐに使えます。