無料翻訳サービスの精度はどこまで高い? 
   無料で使える翻訳サービスを提供するポータルサイトが増えています。翻訳できる言語の種類や辞書数、精度にはどの程度の違いがあるのでしょうか。 
       
         
       ヤフーやライブドアなどの大手ポータルサイトの多くには、無料の翻訳サービスがあります。これは、翻訳したい文章やサイトのURLを入力すると、英語から日本語、または日本語から英語へと翻訳してくれるサービスです。ポータルサイトによっては、英語以外に中国語や韓国語などの翻訳サービスも提供しています。
       これらのサービスは翻訳ソフトを基に開発されていることが多く、ヤフーの翻訳サービスはクロスランゲージが、インフォシークやライブドアの翻訳サービスは東芝と提携しているアミカイが提供しています。クロスランゲージ、東芝とも翻訳ソフトのメーカーでもあります。 
       無料なので翻訳精度は高くないと思いがちですが、複雑な構文を持たない一般的な文章であれば、素早く大意をつかむのに役立ちます。ただし、基になる翻訳ソフトが違うため、翻訳結果は多少異なることが多いようです。実際、下にある英語の文章を日本語に翻訳させてみたところ、多少の違いがありました。 
      
        
          
            | 原文 | 
           
          
            The move to 64-bit computing is 
            incredibly exciting. This is only the third time we've seen a shift 
            of this magnitude in the history of the PC industry. 
            (WinHEC 
            2005 米マイクロソフト副社長ジム・オルチン氏の講演より) | 
           
        
       
      
        
          
            | 翻訳結果 | 
           
          
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             Yahoo! 
            翻訳 
            64ビットコンピューティングへの移動は、信じられないほど刺激的です。これは、我々がPC産業の歴史でこの大きさのシフトを見たという第3の時だけです。 | 
            
             インフォシーク 
            64ビットのコンピューティングへの動きは信じられないほどに刺激的です。PC産業の歴史に私たちがこの大きさの変更を見たのはこれで3回目だけです。 | 
            
             エキサイト 
            64ビットのコンピューティングへの移動は信じられないほどおもしろいです。これは私たちがPC産業の歴史における、この大きさのシフトを見た3回目であるだけです。 | 
           
        
       
       利用は無料なので、もし一つのポータルサイトで翻訳してみて、その結果に満足できなければ、違う翻訳ソフトを使っている別のポータルサイトで試してみるとよいでしょう。なお、グーグルにも検索したサイトを翻訳する機能があります。 
      
       
      
      
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