縦書きの便せんを作るには?

Wordを使って文字数と行数が決まった縦書きの便せんを作りたいのですが、うまくいきません。縦書きの設定はできるのですが、罫線をどのように引いたらよいのでしょうか?

Wordでは、罫線は表と同じ扱いになるので、こうした用途にはうまく対応できません。面倒ですが自分で必要な部分に線を引いていくしかありません。

 縦書きの設定は「ファイル」メニューから「ページ設定」と進み、「原稿用紙の設定にする」を選択します(図1)。ここで文字数と行数を入力し、文字方向を縦書きにします。編集画面に戻って「表示」メニューから「ツールバー」、「図形描画」と進み、直線を引きます(図2)。このときグリッド線に合わせるように直線を配置するときれいに仕上がります。マウスで細かな位置の調整をするには[Alt]キーを押しながらドラッグします。キーボードを使う場合は、[Ctrl]キーを押しながらカーソルキーを押すと細かく線の位置を調整できます(図3)。

●自分で罫線を引く

図1 文字数と行数が決まった便せんを作成するには、まずは「ファイル」メニューから「ページ設定」を選び、「原稿用紙の設定にする」を指定する
図2 罫線は自分で引くことになる。「表示」メニューから「ツールバー」、「図形描画」と進み、「直線」を選ぶ
図3 罫線をグリッド線に合わせるには、マウスなら[Alt]キーを、カーソルキーなら[Ctrl]キーを押しながら操作する

 また、20字×20行か20字×10行の便せんであれば、原稿用紙ウィザードから簡単に作成できます。新規文書を作成する際に、「論文・報告書」タブにある原稿用紙ウィザードを起動して、選択していくだけです(図4)。この方法で作った便せんには外枠がありますが、線の部分はオートシェイプで作成されているので、後から消去することもできます。「表示」メニューから「ヘッダーとフッター」を選ぶと線が選択できるので、選択してから[Delete]キーを押します(図5)。

 これ以外にも簡単に線を引く方法があります。まず本文の内容を入力しておき、すべての行の終わりで改行します。そうするとそれぞれの行が段落扱いになるので、罫線機能を利用して範囲指定した行に罫線を一気に引くことができます。ただしこの方法では文書を編集して改行位置が変わってしまうと罫線の位置もずれてしまいます。

●原稿用紙ウィザードを使う

図4  20字×20行か20字×10行の便せんなら、新規文書を作成する際に「論文・報告書」の中にある「原稿用紙ウィザード」を使うと簡単に作ることができる
図5  作成された罫線は取り除くことも可能だ。「表示」メニューから「ヘッダーとフッター」を選ぶと罫線が選択できるようになる