注目のパソコン資格「MOUS試験」とは?

パソコンの資格試験のなかに「MOUS試験」というものがあるそうですが、どんな能力を認定するものでしょうか。合格すると公的な資格として利用できますか。

MOUSとは「Microsoft Office User Specialist」の略称です。この資格試験制度は、Office製品に含まれるExcelやWordなどのユーザーを対象にしています。利点は、これらアプリケーションのスキルが実務レベルにあるかどうかを客観的に測れることです。資格としても一般にも認知されつつあり、就職や転職、派遣登録の際に有利になることがあります。

 試験にはレベルがあり、ExcelとWordの場合は「一般」と「上級」に分かれ、AccessやPowerPoint、Outlookは「一般」のみとなっています。当然資格の効力としては上級レベルの方が高いといえます。一般レベルとは「基本的な機能を効率よく利用して、その変更・印刷等の作業を行うことができる」こととされています。一方上級レベルでは「用途や目的に応じて、環境設定・デ−タの有効活用等の高度な機能を駆使した作業を行うこと」を要求しています。一般レベルでは標準的な機能を理解していれば足りますが、上級レベルでは多くの機能を十分に使いこなす必要があるといえます。

 試験はいずれもパソコンを使用した実技で行われます。試験で使用するOfficeがXPか2000によって科目が分かれます。試験時間は45分間で、問題数は一定ではなくXPなら15〜25問、2000なら20〜40問です。時間の割には多めといえるでしょう。

 そのためMOUS試験対策の講座を開いているパソコン教室があります。またMOUS試験に関連する問題集や参考書も数多く出版されています。時間に都合がつけにくい場合は、こうした書籍で独自に習得することも可能です。

 試験は、全国で定期的(原則は毎月の第1日曜日および第3日曜日)に行われる全国一斉試験と、地域にある試験会場が不定期に行う随時試験があります。全国一斉試験では試験会場の地域を選べますが試験会場は選べません。随時試験では申し込みをした試験会場でのみ受験できます。また申し込み手順もそれぞれ異なります。ただし、どちらも試験内容や資格には違いはありません。試験会場の多くは、パソコン教室や専門学校などです。気軽に尋ねてみましょう。

MOUS運営事務局による公式サイト(http://mous.odyssey-com.co.jp/)。試験概要や会場、受験方法が掲載されているほか、全国一斉試験の申し込みも行える