自然文検索って何?

Webサイトの検索欄に「自然な文章で検索できます」「話し言葉を使って入力してください」などと書かれている場合がありますが、普通の検索とは何が違うのですか。

自然文(話し言葉)検索と呼ばれる検索法で、キーワードの代わりに文章を入力して検索ができます。

 自然文検索のメリットは「とっさに思いついた言葉で検索できる」(インフォシーク)点で、企業のサポートサイトなどで活用されています。例えば、ワープロでと入力する際、「囲み文字」「重ね文字」などの用語を知らなくても、「文字を○で囲みたい」と入力すれば関連情報を探せます。

●自然文検索の例
ジャストシステムのサポートページ。とっさにキーワードを思いつかない内容は、文章で入力して検索することができる

 Googleなど一般的な検索サイトでは、キーワードをスペースで区切って検索する方法が主流です。また、論理式を用いて詳細な検索条件を指定することもできます(下の表)。

●「インターネットまたは無線LANに関する記事」を調べる場合
検索方法 入力する語句 検索の特徴
キーワード インターネット 無線LAN 記事 スペースで区切ったキーワードすべてが含まれるものを検出(論理式のANDを用いた検索と同じ)
論理式 (インターネット OR 無線LAN) AND 記事 記号や( )を組み合わせて検索。ANDは「すべてのキーワードを含む」文章を、ORは「いずれかのキーワードを含む」文章を検出する
自然文 インターネットまたは無線LANに関する記事を調べたい 文章を品詞に分解した後、「または」をOR、「〜に関する」をANDなど接続詞を式のように認識して検索する
※検索サイトによっては接続詞を式のように認識せず、キーワードとして扱う場合もある

 一方、自然文検索では入力した文章を品詞分解し、その中で重要なキーワードをピックアップして検索をかけます。例えば「インターネットまたは無線LANに関する記事」と入力した場合、「インターネット」「無線LAN」などをキーワードにします。

 検索サイトによっては、論理式を使わなくても詳細な検索が可能です。例えば、ジャストシステムの検索システム「ConceptBase」は、「または」を論理式の「OR」と同じように認識するなど、接続詞を論理式に置き換えることもできます。

 ただし、自然文検索はWebサイトごとに機能差があります。欲しい情報以外の語句がキーワードとしてピックアップされて検索精度が下がる場合もあるので、サイトに応じて通常のキーワード検索などと使い分けましょう。