自然文検索って何? Webサイトの検索欄に「自然な文章で検索できます」「話し言葉を使って入力してください」などと書かれている場合がありますが、普通の検索とは何が違うのですか。 自然文(話し言葉)検索と呼ばれる検索法で、キーワードの代わりに文章を入力して検索ができます。 自然文検索のメリットは「とっさに思いついた言葉で検索できる」(インフォシーク)点で、企業のサポートサイトなどで活用されています。例えば、ワープロでと入力する際、「囲み文字」「重ね文字」などの用語を知らなくても、「文字を○で囲みたい」と入力すれば関連情報を探せます。
Googleなど一般的な検索サイトでは、キーワードをスペースで区切って検索する方法が主流です。また、論理式を用いて詳細な検索条件を指定することもできます(下の表)。
一方、自然文検索では入力した文章を品詞分解し、その中で重要なキーワードをピックアップして検索をかけます。例えば「インターネットまたは無線LANに関する記事」と入力した場合、「インターネット」「無線LAN」などをキーワードにします。 検索サイトによっては、論理式を使わなくても詳細な検索が可能です。例えば、ジャストシステムの検索システム「ConceptBase」は、「または」を論理式の「OR」と同じように認識するなど、接続詞を論理式に置き換えることもできます。 ただし、自然文検索はWebサイトごとに機能差があります。欲しい情報以外の語句がキーワードとしてピックアップされて検索精度が下がる場合もあるので、サイトに応じて通常のキーワード検索などと使い分けましょう。 |
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