年賀状のイラストを手軽に追加したい うちには昨年、年賀状用に買ったハガキ作成ソフトがあります。しかし、来年の干支の猿のイラストが少なく気に入りません。イラストだけ安く手に入るでしょうか。 お問い合わせにある通り、ハガキ作成ソフトの多くは、翌年用の干支に重点を置いてイラストを収録しています。そのため、以前に購入したソフトでは2004年、つまり申(さる)年用のイラストがあまり入っていない場合があります。 かといって、安くて2000円、ものによっては5000円程度もするハガキ作成ソフトを買い直すのはもったいない…。そんなときには、干支のイラストだけを格安で追加できます。 CD付き書籍が人気 イラストを追加する方法は、大きく分けて2通りあります。1つはイラスト(素材とも呼ぶ)を収録したCDを利用する方法。もう1つは、Webサイトからイラストをダウンロードする方法です。
そのうち、ここ数年、非常に人気が高いのが素材集CD付きの書籍。いろいろな種類がありますが、その多くは、翌年の干支を中心に数千点からの年賀状用イラスト、文字などをCDに収録したもの。ページを開くと収録されているイラストを一覧でき、購入前に好みに合ったイラストがあるかどうかを確かめられます。価格は600円から1500円程度が相場。この時期、多くの書店で平積みされています。
こうした書籍のなかには、ハガキ作成ソフトまで付属し、住所録の作成や印刷ができるものもあります。 もちろん、従来の素材集CDの形態を踏襲した年賀状用のCDパッケージもあります。これは、一般にパソコン量販店などのソフトコーナーに置かれているもので、例えばデザインエクスチェンジの「おめでた満タンシリーズ さるねんが」(3800円、はがきデザイン200点、イラストと文字各50点)、ソースネクストの「感動素材 年賀状アイテム1000 」(1980円、イラストや文字で1000点)などがあります。 一方で、年賀状用のイラストをダウンロードして利用できるWebサイトも、自宅に居ながらにしてイラストを入手できるのでお薦めです。なかには無料で利用できるものもあります。各Webサイトには「イラストを改変してはいけない」などの利用規定がありますので、きちんと確認して、その範囲内で上手に活用したいものです。 ●個人が年賀状用にイラストをダウンロードできる上記以外の主なサイト
画像は背景に設定 こうしたイラストの扱い方は難しくありません。素材集CDでもWebサイトでも、イラストはJPEGやBMPなどの画像ファイルとして用意されている場合がほとんど。通常、これをハガキ作成ソフトで年賀状の背景などとして取り込めば、後から挨拶などの文字を自分で追加することも可能です。 そのほか、上のササガワ(タカ印紙製品)のように、イラストがWordや一太郎などのファイルで提供されている場合もあります。 具体的なやり方は、ハガキ作成ソフトのマニュアルやヘルプを参考にします。また素材集CD付きの書籍では、代表的なハガキ作成ソフトやWordでイラストを利用する場合の操作のマニュアルが付いている場合があります。 |
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