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  無線LANでプリンターを共有するには? 
  プリンターを無線LANで共有して使いたいんだけど、プリンターに接続したパソコンは電源を入れっぱなしにしておかないといけないのはホント?
 
   
  もちろんそうです。プリンターは直接ネットワークにつながっていませんから、プリンターを接続しているパソコンの電源を入れて、プリンターの共有設定をしておく必要があります。もっとも、これではパソコンの電源を切ってしまうとプリンターをつないでいるパソコン以外のPCから印刷ができなくなります。この不便を解消するためには、プリンターを直接ネットワークに接続してくれる「プリントサーバー」という機器が便利です。  プリントサーバーには有線LAN接続のものと無線LAN接続のものがあります。前者は7000〜1万円程度、後者は1万8000円程度からあります。多くはプリンターのパラレルポートに直接接続するタイプですが、「USB 
      FPServer」(コレガ、1万5800円)のようにUSBポートしかないプリンターに対応したものもあります。また、この製品は無線LANカードを装着してワイヤレスで使用することもできます。  Macintoshでも印刷したい場合はEtherTalkという、Macintoshのネットワークで使われているプロトコルに対応する必要がありますが、多くのプリントサーバーではさらに「PostScript」対応プリンターでないと印刷できません。アイ・オー・データ機器の無線LANプリントサーバー「WN-B11/PRS」(2万1800円)では、EtherTalk対応プリンタードライバーがあれば、インクジェットなど非PostScriptプリンターでも印刷可能です。有線LAN用で同様の機能を持った「ET-FPSIL」(9800円)もあります。 
 
        
          
            |  | ▲ アイ・オー・データ機器の無線LANプリントサーバー「WN-B11/PRS」。可動式外部アンテナを備え、屋内で70m、屋外で150m離して使うことができる。 |  
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