デフラグで音飛びを防ぐ?

ハードディスク(HDD)を内蔵した携帯音楽プレーヤーを使っています。パソコンのHDDのように、定期的にデフラグを実行してメンテナンスすべきなのでしょうか。

パソコンは大きなファイルを保存するとき、そのファイルをいくつかの小さなデータに分割してハードディスクへ記録します。通常、これらのデータはきれいに並んで記録されるのですが、ファイルの削除と保存を繰り返しているうちに、同一のファイルであっても複数のデータに分けられてばらばらに配置されるようになります。HDDの空き領域が虫食い状態になっていると、新規のデータは、順次空き領域を埋めるように記録されていくからです。こうした状態を「フラグメンテーション」といいます。最悪の場合は、データの記録や読み込みに時間がかかったり、パソコンの起動やシャットダウンの速度に悪影響が出ます。

 アップルコンピュータのiPodのように、記録媒体としてHDDを内蔵する携帯音楽プレーヤーでも、フラグメンテーションは起こります。ただし、大半のプレーヤーは、データの一時記憶用のメモリー領域が用意されています。音楽の再生時には、このメモリーがデータを先読みするため、例えデータがばらばらに配置されていても問題なく再生できます。基本的に、携帯音楽プレーヤーではフラグメンテーションを解消するデフラグ作業は必要ありません。

 ただし、これらのプレーヤーの中で、外部記憶装置としても使える「USBマスストレージクラス」に対応した機器の場合は注意が必要。同規格に対応したプレーヤーは、外付けHDDと同様に、パソコンのUSBインタフェースに接続するだけで、音楽・文書・動画ファイルも記録して持ち運べるようになるのです。このような使い方をする場合は、さまざまなデータの記録と削除を繰り返していると、フラグメンテーションの発生で動作に悪影響を与える可能性があります。これが気になるようであれば、デフラグをするとよいでしょう。

 デフラグ作業は以下のようにします。電源を入れた音楽プレーヤーを接続した状態で「スタート」メニューの「すべてのプログラム」から「アクセサリ」、「システムツール」、「ディスク デフラグ」とたどり、対象となる機器を選択して「最適化」ボタンをクリックすればOKです。

●手順はパソコンと同じ
携帯音楽プレーヤーをパソコンに接続した状態で「ディスク デフラグ」を立ち上げれば、そのままデフラグできる