WinXPのライセンス認証をやり直したい Windows XPを、現在使用しているパソコンから削除して、別の自作パソコンにインストールし直したいのですが、どうすればいいのでしょうか。 Windows XPを今利用しているのとは別のパソコンにインストールし直す場合、ソフトを入手した方法によって状況が変わります。購入時からパソコンにインストール(プリインストール)されていたWindows XPは、別のマシンにインストールすることはできません。プリインストールOSにアップグレード版を適用した場合も同様です。自作パソコンで利用するOEM版の場合も、同時に購入したハードウエアでしか利用できません。通常のパッケージ版のみ、1台のパソコンで利用するのであれば移行することができますが、ライセンス認証が再度必要になります。 別のパソコンでライセンス認証をやり直すには、まず、現在使用しているパソコンをフォーマットして、OSを使用不能にします。次に、新たにインストールしたWindows XPパソコンの「スタート」メニューにある「すべてのプログラム」から「Windowsのライセンス認証」を選択して、ライセンス認証のウィザードを表示します。「ライセンス認証専用窓口に電話してライセンス認証の手続きを行います」を選択して表示された画面の「ステップ 1」で「日本」を選び、「ステップ 2」に表示されたライセンス認証窓口(365日24時間利用可能)に電話をかけます。「ステップ 3」に表示されたインストール IDを伝え、「ステップ 4」にはオペレーターが言った通りに50ケタの確認IDを入力します。最後に[次へ]をクリックすると「設定が完了しました」という画面が表示され、作業は終了です。 Windows XPでは、インストールを実行した日から30日間がライセンス認証の猶予期間として設定されています。30日以内にライセンス認証しないと、以後はWindows XPにログオンしようとすると、ライセンス認証を促す画面が表示されます。それを拒否するとシステムはシャットダウンしてしまいます。インターネット接続が利用できず、電話も使えない状況でインストールすることも考えられますから、猶予期間が終了するまでにライセンス認証を行えば大丈夫です。また、アプリケーションやデバイスドライバーなどが正しく利用できるかどうか、現在のハードウエア構成でうまく動作するかを検証するだけなら、ライセンス認証せずにインストールしても構いません。もしハードウエア構成などを変える予定があるなら、それらの作業がすべて終了し、安定して動くようになってからライセンス認証すればいいでしょう。
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