新しいMicrosoft Updateは何が便利になったのですか?

Internet ExplorerでWindows Updateのページにアクセスしたら、「Microsoft Updateへアップグレードしてください」と表示されました。今までの更新機能より、便利になった点があるのですか?

Windows Updateは、インターネット経由で更新プログラムをダウンロードして、不具合を修正する機能です。修正の対象はWindows本体と、Internet ExplorerやOutlook ExpressなどWindowsに標準で付属するソフトです。Microsoft Updateではこれらに加え、WordやExcelなどのOfficeソフトも更新できるのが便利な点です。

 Microsoft Updateのインストールは簡単です。まずWindowsのスタートメニューか、Internet Explorerの「ツール」メニューで「Windows Update」を選んでマイクロソフトのWebサイトにアクセスします。すると画面右側に「Microsoft Updateへアップグレードしてください」と表示されます。

 Windowsには更新プログラムを自動的にダウンロードする「自動更新」機能がありますが、自動更新ではMicrosoft Updateはインストールされません。ユーザーが自分でWindows UpdateのWebサイトにアクセスしてインストールする必要があります。

 Microsoft Updateが利用できる一般ユーザー向けの製品は、Windows XP/2000とOffice XP/2003です。Windows Me/98などの古い製品ではインストールできないので、従来のWindows Updateを使う必要があります。またWindowsが新しくても、Office 2000/98などの古いOfficeソフトは、Microsoft Updateでは更新できないので注意してください。

 Microsoft Updateをインストールすると、自動更新もOffice対応になります。ウイルスや不正アクセスの被害を防ぐには、WindowsやOfficeを常に最新の状態に更新しておくことが重要です。パソコンや個人情報を守るために重要で便利な機能ですから、ぜひ使ってみてください。