1996年8月末に北海道・道東を3泊3日で旅した時の記録です。 北海道道東には、知床半島や釧路湿原、網走など多くの魅力的な観光スポットや見どころがあります。 * 能取湖 走市街の北に広がる能取湖(のとろこ)は、オホーツク海とつながる面積58万平方mの大きな海水湖。 能取湖の南畔、卯原内(うばらない)辺り一帯 (卯原内サンゴ草群落)には、サンゴ草が赤く美しく色づていました。 * 小清水原生花園 オホーツク海と濤沸湖に挟まれた約8km、約275haの細長い砂丘が小清水原生花園で、北海道遺産に選定されています。 小清水原生花園ではシーズンを通して約200種類の花が咲くと言われています。ピークである6〜8月にかけては約40種類の花が咲き乱れ、中でも、 エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナス、クロユリの人気が高くい花です。 *ウトロ湖・ウトロ漁港 ウトロ(宇登呂)は、世界自然遺産知床の観光拠点であり、ホテル、温泉、飲食店などさまざまな施設があります。また、観光船の発着場があり、船で 知床半島を楽しむこともできます。 また、ウトロは拠点としての町だけではなく、自然豊かで美しい景色が楽しめるということ。知床八景の一つであるオロンコ岩や、プユニ岬からの眺め、夕陽台から見る夕日、オシンコシンの滝、オシンコシン展望台など、観光として訪れても楽しめる町です。 *知床半島 知床半島観光船 ウトロ港からは知床岬までの観光船に乗りましたが、知床の壮大な風景は、世界自然遺産として類希な自然形態が評価されており、海上と陸上の生 態系の繋がりが深く関わっています。 ここの自然が古くより守り通された理由は海上から景色を見るのが一番良くわかる手段であり、知床半島を一望することによりその壮大なスケールと 変化に富んだ断崖や滝、資源豊富な恵みを受けて逞しく生きる野生動物の営みを身をもって体験実感することができます。 知床五湖 原生林に囲まれてたたずむ幻想的な5つの湖です。周りの樹林や知床連山を湖面に写しながら静寂を保っているその姿は、まさに原始の中の楽園 にふさわしく、数多くの植物、動物たちを目にすることができます。高架木道の展望台からは第一湖と知床連山の大パノラマが見渡せます。 *羅臼漁港 漁業の町である羅臼町において、文字通り中心の存在となる港「羅臼漁港」。根室海峡の漁業では拠点となる立派な港で、一年を通して様々な魚介 類が水揚げされています。 *野付半島トドワラ 「この世の果て」と呼ばれる場所・北海道野付半島トドワラ、海水に浸食されたトドマツが立ち枯れた姿を見せる光景は、まさに地の果てを思わせる趣。 荒涼とした風景が自然の摂理を感じさせます。現在でも浸食が進んでおり、いずれはこの 光景が見られなくなるかもしれません。野付半島ネイチャー センターから木道の散策路を歩くとみることができます。 *摩周湖 摩周湖は、周囲約20km・最大水深約210mあるカルデラ湖です。透明度に関しては、過去に41.6mという記録で世界一に輝いています。この綺麗な湖を 保護するため、特別な許可無しでは湖に入ることはできません。 観光では展望台から楽しむのみですが、摩周ブルーと呼ばれる青の美しさが楽しめます。ただし、初夏をはじめ霧の摩周湖と呼ばれるほど霧のかかる 日が多いため、心にとどめておいてください。 |