「賀茂神社の桜」「甲斐奈神社の桜」「近津用水路・石和温泉(さくら温泉通り)」
「八幡社の桜」「佛陀禅寺の桜」「笛吹市役所前笛吹川堤防の桜」


【賀茂神社の桜】
 賀茂神社は延喜式神名帳に載る神部神社て゜、甲斐二十社の一つに数えられる古社です。御祭神は別雷皇大神を初め六神で欽明天
の御代に建立された。昔は賀茂神と春日社が並んで建っていたものが、永正十四年(1517年)の大洪水で流失した後、一社にして再建した。又天正十年(1582)の戦で焼失したが、翌年四月徳川家康公から三貫五百文余の御朱印を賜り復旧することが出来た。慶長年間に加増されて御朱印三十石五斗余となる。現在の本殿は、元禄十四年(1701年)三枝摂津守の建立で三間社流造の代表的本格建築で、拝殿は田安代官、磯部寛五郎の指揮で建て替えた。康平年間に八幡太郎義が東北への出陣の折武運を祈願して幣を奉納した。
【甲斐奈神社の桜】
 山梨県笛吹市春日居町にあり、石和温泉駅の東2Kmの国府部落に鎮座する神社。道路に面して東西に、境内があり、入口は東側の角。入口近くに道祖神の丸石があり、境内奥(西側)に、東向きの社殿が立っています。拝殿前には、小さな立て石があり、甲斐国の神社の特徴だそうです。境内には染井吉野桜の古木が15本ほどあります。

【近津用水路・石和温泉(さくら温泉通り】
  石和、富士見などの貴重な灌漑用水として利用されてきた近津用水は、歴史的な幾多の変遷を経て、現在に至っています。
 昭和36年に、この用水に沿う八田地内に温泉が湧出し、その活用も大きく変わった。温泉街では、水辺に潤いをとヤナギやサクラを植樹し、このサクラが、いまでは見事なサクラトンネルとなって観光客の目を楽しませている。毎年、開花期になると、川沿いの旅館では、花見用の棧敷席などを設け、夜はボンボリに灯をともして、新しい観光スポット・名所として発展しています。

【八幡神社の桜】
 笛吹市石和町の中心部にある神社で、境内に10数本のさくらが植えられている。、温泉街の名物として芸者神輿があるが、当神社から出発することになっています。国道411号線の通りからはわずかに入った所にあります。
【佛陀禅寺の桜】
 
文永6年(1269)、法燈円明国師が亀山天皇の勅令によって建立、天文年間(1540頃)に武田信玄公が恵林寺から歓堂宗活禅師を請じて臨済宗妙心寺派に改めた。境内には、明治40年の大水害の慰霊碑、幕末の侠客、竹居の安五郎こと吃安の墓などがある。
 境内の桜は本数こそ少ないが樹形の整った桜があります。

【笛吹市役所前笛吹川堤防の桜】

 笛吹市役所前の笛吹川堤防には焼く100本の染井吉野桜が植栽されています。4月の石和温泉祭りに合わせたように満開の桜が祭に文字通り花を添えています。祭りにはこの桜の下の遊歩道を名物となった「芸妓神輿」が練り歩く様は、まさに桜祭りにピッタリです。温泉街からも徒歩圏内です。

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