【荒陣山桜公園】【万葉の森・万力公園】【城下の四季桜】
【膝立の天王桜】【北原金峰山の桜】【洞雲寺の桜】【普門寺の桜】
【乙ケ妻のしだれ桜】【うわずみ桜(姥桜)】【吉祥寺の新羅桜】 


【荒陣山桜公園】
【万葉の森・万力公園】
【城下の四季桜】
【膝立の天王桜】
 
山梨市赤芝(旧牧丘町)を流れる鼓川の支流の赤芝川沿いの道を上って行くと、川端に優雅な桜が姿を現す。近くには集落の氏神である対馬神社があり、地元の人々は、この神社を「天王さん」と呼ぶことから、桜も「天王桜」と呼ばれるようになった。
 樹齢は400年くらいといわれているが、江戸彼岸桜で樹高は約15メートルある。

【北原金峰山の桜】
 山梨市北原(旧牧丘町)の洞雲寺西の県道沿いに小高く土が盛られた所があり、地元の人々は金峰山と呼んでいる塚があります。塚には鳥居と祠があり、江戸彼岸桜、糸桜が祠を守るように植えられています。
 この桜は県の天然記念物に指定されて、地元の人々に保護されていますが、樹盛には衰えが見られます。

【洞雲寺の桜】
 
洞雲寺は山梨市北原(旧牧丘町)にあります。笛吹川の支流の鼓川に沿って西進すると、北原集落近くの右手の小高い丘に寺はあります。開基は豊臣秀吉の家臣の加藤光康で、寺には光康の遺品が多数残されています。
 境内には二百数十体の水子地蔵が祀られ、それを慰めるような形でしだれ桜が咲き誇っています。山間の静かな寺でじっくり味わうことの出来る桜です。

【普門寺の桜】
【乙ケ妻のしだれ桜】
 国道140号線を室伏地内で交差する広域農道を西方面にはいり、牧丘大橋を琴川沿いに上流に入ると集落の裏手の丘に、乙ケ妻のしだれ桜が見えてくる。樹高は8mほどあり、紅白色の花を散らした長い枝か地面まで垂れ下がり、気品のある樹形をしている。樹間からは遠く富士山を見ることも出来る。
【うわずみ桜(姥桜)】
【吉祥寺の新羅桜】

 山梨市三富町地内で合流する笛吹川の支流、徳和川の川沿いの道をさかのぼり、乾徳山登山口駐車場から川を横切り徳和集落内に入るとまもなく吉祥寺に到着する。
 吉祥寺の新羅桜は、初代甲斐国主の新羅三郎義光公のお手植えの桜と伝えられている。樹齢は約400年(本樹)の江戸彼岸桜ですが、昭和28年8月の台風で本樹が倒伏した。しかし、本樹より芽を出し、四代目として一本の桜に成長している。