節分草は、文字通り節分の頃(2月)に咲く花で、石灰岩地を好む傾向がある。 関東だと、秩父近辺の山に多く見られる。花は白い小さな5弁花で、高さ10センチほどの小さな多年生草本です。また、山地のブナ林など、落葉広葉樹林の林床に生え、
林の中が明るい(木々の葉っぱがまだ 茂っていない)春の短期間にだけ姿を あらわす「春植物」です。 開花が節分の頃に花をつけることに由来するとは言っても、山地での開花は3月上旬となり、節分には間に合わないようです。早春に花をつける植物種の中においても、開花時期の早さはトップクラスであろう。 このサイトの写真は、埼玉県小鹿野町両神堂上の群生地のもので、今年(2009年)は暖冬のため例年より開花が早く、3月9日の時点では花は枯れ始めていました。 場所は秩父鉄道の三峰口駅下車、小鹿野町営バス「小鹿野町」行き「小森」下車(乗り換え) 小鹿野町営バス「白井差口」行き「堂上」下車、徒歩5分のところにあります。手厚く保護されている節分草園のためため、入園料個人(中学生以上)300円/団体(20名様以上)250円が必要です。 なお、この自生地は日本一とのことです。 |