世界文化遺産の仏国寺は、新羅全盛時代の仏教芸術の傑作です。
 慶州の吐含山の麓にある仏国寺は石窟庵と共に、護国の念願を達するために新羅第35代景徳王10年(751年)、当時宰相である金大成によって設計、創建されたお寺です。
 世界文化遺産に指定されている仏国寺は、現在もスケールの大きな寺院ですが、最盛期の8世紀には総2000間の60余棟の木造建物に成り立った壮大なスケールを誇っていたといいます。
 1995年に世界文化遺産に指定された仏国寺は、新羅の全盛時代の最高の傑作品で評価されています。