慶州市(キョンジュ)は、大韓民国慶尚北道の歴史文化都市です。
 新羅王国の都・金城(クムソン)の地であり、石窟庵と仏国寺が1995年にユネスコの世界遺産に登録された。また、2000年には南山ベルト・
月城ベルト・大陵園(古墳公園)に含まれる膨大な遺跡と芬皇寺などが慶州歴史地域として登録され、さらに、2010年には市の北部・江東面
に位置する両班の伝統的民俗村である良洞村が、安東河回村とともに世界遺産に登録され、これで同市内には3件の世界遺産が存在する
事になり、稀な世界遺産都市となっています。
 韓国(朝鮮半島)の古都という点で、韓国国内はもちろん、世界各地からたくさんの観光客が訪れ、現代的な建造物が遺構の周辺にない
という点で、ある意味で当時のまま街並みが残っている都市でもあります。