「慶州(キョンジュ)歴史遺跡地区」にある「国立慶州博物館」は、ソウルにある国立中央博物館に続いて韓国で2番目に規模の大きい国立博物館です。
 先史時代から新羅にいたるまでの遺物や仏教美術の工芸品、墓から発掘された金冠や冠飾りなど10万点以上の遺跡物を所蔵しており、そのうちの約3万点は
文化財に指定されているほど。
 約2万坪を誇る広大な敷地内は大きく「新羅歴史館」「新羅美術館」「月池館」「野外展示場」の4エリアに別れており、約3千点が常設展示で見学できます。
 中でも入口正面にある東洋最大級の銅鐘「聖徳大王神鐘(国宝第29号)」や、館内には天馬塚(チョンマチョン)から出土した「天馬塚金冠(国宝第188号)」などが
見所です。