ウイグル語で「ギジル・タグ」と呼ばれる火焔山は、吐魯蕃の街から東へ車で40分ほど、左手に燃えるように
赤い山並みが見えてくる。吐魯蕃盆地の北側から東に向かって、100kmの山並みを形成し幅も9km、高さ平均
500mと巨大な山塊 で、丸裸の荒涼たる光景を私に見せてくれた。
 行く手をさえぎる火焔に三蔵法師と孫悟空は、女仙人・鉄扇公主とその夫牛魔王と戦い、彼らを退治し芭蕉扇
で火焔を消し、緑豊かな地にして天竺の旅を続けたと言われている。
有名なお話ですよね!!!