今回楽しんだ川劇(せんげき)は,成都市華興正街54号にある「錦江劇場」でした。 演奏内容は
   <演目紹介>
     1. オープニング;鬧台・・・・・楽師たちの銅鑼や太鼓を中心とし「秋色芙蓉」という曲の演奏。
     2. 川劇折子劇(短編劇)・・・・・「三英戦呂布」、「呂布 貂蝉 上」
     3. 足技
     4. 杖頭木偶(操り人形)・・・・・「人間好」
     5. 川劇折子劇(短編劇)・・・・・「皮金頂燈」
     6. 二胡独奏・・・・・「葡萄熟了」、「戦馬疾騎」という曲の演奏。
     7. 手影戯(影絵)
     8. 変臉(変面)・吐火
     9. 木偶変臉、木偶吐火
     10.変臉(変面)・吐火
     11.フィナーレ「梅花 絶句」 
と1時間30分があっという間に終わってしまいました。
 特にメインとなる変臉(変面)は神秘的な絶技で、そのいわれは遠く西蜀に源を発し、中国演劇界に名を馳せる門外不出の技といわれています。変臉は魔術のような技法を使い、
瞬きをする間に顔の隈取りを変え、登場人物の心境及び、ストーリーの急激な変化などを表現する演劇手法です。
 私の席は前から2列目の中央通路側であったため、フィナーレ時に変臉の役者が席の処まで下りてきてくれ、目の前で瞬時に変面を見せてくれました。残念ながらその方法を読
み取ることはできませんでした。