アユタヤは、1350年、ウートン王によつて王朝が開かれて以来、417年間に渡って王都として繁栄した。1767年、ビルマ軍の侵攻で街は壊滅し、
「無敵の都」の栄華も終わりを告げた。
 17世紀に朱印船貿易に携わった日本人が築き上げた日本人町跡が残っているのもこの地。外国との交易も盛んだった。バンコツクから北へ
約76kmのところにあり、四方をチャオプラヤー川とその支流に囲まれ、かつては水の都と呼ばれていた時代もあった。
 主な見所は王宮、ワット・プラ・シー・サンベットとその周辺遺跡、戦火を逃れたワット・ナー・プラーメンなど見逃せない観光ポイントだ。