「ワツトチ・プラ・シー・サンペット」はかって、ウートン王がアユタヤ王国を建国した時に王宮のあつた所で、1426年に火災で消失してしまつたことから
現在の王宮跡に移転し、ラマティボディ21世の命により、代わってたてられたのが王宮の守護寺院です。
 1491年に王の遺骨を納めるためのチェディ(仏塔)が建造され、寺院としての機能を務めはじめました。1500年には高さ16mの仏立像が建立され、171kg
もの金で覆われた黄金仏像だつたそうですが、1767年にビルマ軍の侵攻で完全に崩壊し現在に至っています。