杭州市を流れる銭塘江の北岸に立つ高さ60bの塔。北宋時代に銭塘江の高波を鎮めるために作ったの祈念塔は木とレンガを材料に八角七層ですが外から十三層に見えるのは
なかなか面白い。
 塔内は草花、人物、鳥、虫、魚などの彫刻もある。
 塔頂の灯はかつて灯台の役目を果たした。南宋の再建以来、何回も修理されたことがあったが、当時の風格が十分に伝えられている。
 塔の最上階まで登ると銭塘江が一望できる。中国ならではの江南風景の眺めは非常に良い。
 六和とは、仏教の六合(日本では六方という)の教えに由来している。
 蛇足、銭塘江はの逆流現象は旧暦8月18日の前後の満潮の時に発生し、巨大な波が時速25`ものスピードで銭塘江を上ってくるさまは壮観で、毎年多くの国内外観光客がこの現象
を見るために訪れている。