アブシンベル神殿は、エジブトの最南端にあり、隣国スーダンへは20kmほどで入る事が出来る。また、ア
スワンの街からは280kmで、鉄道が通じていないため、アスワンから車による陸路か、カイロからアスワン
経由で航空機を利用することになる。
 陸路の場合は例によって、アスワンからコンボイに警護されることになります。
 アブシンベル神殿はアスワンハイタ゜ム建設により、水没の運命にあったが、ユネスコによる国際キャンペ
ーンにより救われ、1964年から4年の歳月をかけ、元の場所から60m上の場所に移動し救われた遺跡です。
 神殿は「大神殿」と「小神殿」が隣同士となっており、大神殿の正面に4体のラメセス2世像があり、その中
央から神殿最奥の至聖所には一年に一度ナイル河越しに太陽の光が差し込むとの事です。