ピラミット観光のハイ・シーズンは冬です。エジプトの6月は初夏を通り越し、真夏そのもので日中の最高気温は38度もありました。
 そんなことから午前中に3大ピラミットとスフインクスなどを回ってしまい、早めにホテルに帰りゆっくり寛ぐことにしました。
 「クフ王のピラミット」「カフラー王のピラミド」「メンカウラー王のピラミッド」「スフインクス」と回りましたがピラミッド間の移動は全てバスでし
た。38度の暑さの中を歩くのは体力に自身があっても、無謀な行為だし、噂に勝る「らくだ引き」の熱烈な歓迎を受ける結果となります。 
 「クフ王のピラミッド」は3大ピセミッドの中で一番大きく、高さ146mあります。ピラミットの内部の「王の玄室」までは、盗掘用として開けら
れた入口から入ることになりますが、一日300名(午前・午後各150名)で、チケットの一括購入が認められておらず、たとえ団体であっても
個人購入になり、午前8時のゲートの開門前には並び、開門後にゲート先の「ピラミッド地区専用チケット売り場」でエリアチケトを購入し、
検札場所でチェックを受けた後、はじめて「クフ王入場チケット売り場」で入場チケットが入手できる仕組みです。
 今回はホテルをゆっくり出るため「クフ王のピラミット」の中へはいるのを諦め、「カフラー王のピラミッド」に入る事にしましたが、こちらは
ガラガラに空いていました。 カフラー王のピラミッドの正面には葬祭殿があり、スフインクス横にある河岸神殿跡まで参道が真っ直ぐに
通じていました。
 「メンカウラー王のピラミツド」は三つのヒラミッドの中で一番奥にあり、高さも65.5mと一番小さくなります。南側には土饅頭のような王妃
のピラミッド墓が三つありました。