40度近い暑さもエジプト最大級の遺跡を見たいと言う気力だけで、ルクソール東岸の「カルナック神殿」を回る。
 カルナック神殿は北から「モンツ大神殿」「アムン大神殿」「ムート大神殿」の三つからなっており、特に「アムン大神殿」はエジ
プト最大規模の遺跡だと言われている。
 スフインクス参道入口にチケット売り場があり、ガイドさんがチケットを買っている間、参道手前のおみやげ店を覗くが、我々以
外に全く観光客の姿が見えず、現地人いわく日本人ほど暑さに強い人間はいないと揶揄されてしまいました。おかげでゆっくり
回ることが出来ました。
 「アムン大神殿」は、歴代のファラオがアムン信仰の地に、神殿、オベリスク、神像などを寄進し、巨大な建物群になったもの
で、スフインクス参道、第1、第2塔門、大列柱室を経て奥に行ったところにある、巨柱が134本並んでいる様は壮観であった。