カイロ空港を午後5時10分発のMS405便は定刻の午後6時15分にルクソール空港に着いた。
 一歩ターミナル・ビルを出ると夕刻とはいえ頬をなでる風は、猛烈な熱風で温風ヒータの中に飛び込んだような錯覚に襲わ
れる歓迎を受けました。・・・なんと夕刻の気温が38度と・・・やっとエジプトらしい気温にあいました。
 ルクソールは、カイロからナイル河を約800km程遡ったナイル河中流域にあり、過ってはテーベと呼ばれ、首都として栄華を
極めた時代もありました。ナイル河西岸はの砂漠地帯は、古代エジプト人にとって「太陽が沈むあの世の地」で、墓でもありま
した。また東岸にはエジプト随一と思われる「カルナック神殿」があります。
 今回はルクソール到着翌日の6月15日午前中、西岸の「王家の谷」「ハトシェプスト女王葬祭殿」「メムノンの巨像」、午後東
岸の「カルナック神殿」「ルクソール神殿」を回りました。
  「ハトシェプスト女王葬祭殿」では数年前に起きた観光客を狙ったテロ事件を思い起こされました。
 ルクソールの街はカイロの様な騒音と交通マナーの悪さが無く、ホテル前の通りをゆったりと散策しみやげもの店を回ること
が出来ました。しかしここでも観光馬車・お土産屋ではエジプト流の猛感激を受けました。