サッカーラ遺跡は、ギザから南へ約10kmの所にあり、独特の形でジォセル王が建設した階段ピラミッド有名です。なぜ有名かというのは、エジプトの
ピラミッドの中で最初に造られたといわれているからです。またこのピラミッドを中心とした、広大なピラミッドコンプレックスは、「マスタバ墳群」「ウナス
王のピラミッド」「セケトム王の未完成のピラミッド」などから構成されています。
 チケット売り場は、サッカーラ村の外れに有り、ここから階段ピラミッドの入口までバスでは7分くらいで行けましたが、高温下を歩いている人も見かけ
ましたが、サツカーラ遺跡は広いので入口に待機しているラクダや馬車を利用して体力を温存した方が良いと思います。ただし例によて値段交渉は欠
かせません。
 アブシンベル神殿は、エジブトの最南端にあり、隣国スーダンへは20kmほどで入る事が出来る。また、アスワンの街からは280kmで、鉄道が通じてい
ないため、アスワンから車による陸路か、カイロからアスワン経由で航空機を利用することになる。
 陸路の場合は例によって、アスワンからコンボイに警護されることになります。
 アブシンベル神殿はアスワンハイタ゜ム建設により、水没の運命にあったが、ユネスコによる国際キャンペーンにより救われ、1964年から4年の歳月を
かけ、元の場所から60m上の場所に移動し救われた遺跡です。
 神殿は「大神殿」と「小神殿」が隣同士となっており、大神殿の正面に4体のラメセス2世像があり、その中央から神殿最奥の至聖所には一年に一度
ナイル河越しに太陽の光が差し込むとの事です。