アンカラとイスタンブールを結ぶ、「走る一流ホテル」は定刻のPM110:30にアンカラ駅を発った。アンカラ・エクスプレスは
トルコ国鉄が誇る最新鋭のTV2000型客車だ。コンパートメントは二人部屋となっているが、私の場合一人部屋という事
で458Km、約9時間をゆっくり熟睡。AM6時半頃にに車掌がチャイグラスをスプーンで叩きながら、モーニング・コール兼朝
食の合図に回ってくれる。車窓からはイスタンブール郊外の大地がゆっくりと目覚めてゆくのがわかる。朝食はビュッフェ・
スタイルで豪華ではないが、チャイグラスのトルコ国鉄のマークが輝いていた。 AM7:30にイスタンブールのハイダルバシ
ャ駅に滑り込む。