トロイの王子ハリスが、スパルタ王妃ヘレネに横恋慕し彼女を誘惑。激怒したスパルタ王はギリシア
連合軍でトロイに攻めかかる。
 神々をも二分する争いとなり、不死身といわれたアキレスも唯一の足首をパリスに射抜かれて絶命。
また、パリスも戦死、戦線は10年間膠着。そんある朝、ギリシァ軍は撤退し、その後に巨大な木馬だけ
が残されていた。勝利を信じたトロイは、巨大な木馬を城内に入れるため門を壊し、木馬を城門内の街
に入れて祝宴を開いた。その夜、木馬内に隠れていた50人のギリシァ軍兵士でトロイを攻撃、不意を
突かれたトロイは陥落し。ヘレネは無事にスパルタに帰ることができた。
 こんな神話がホメロスの叙事詩「イリアス」と「オデュッセイア」のトロイ戦争のはなしである。