「越前竹人形の里」は竹のテーマパークで、福井県坂井市丸岡町にあり、越前竹人形協同組合として昭和27年しました。
 その歴史は終戦直後まで遡りますが、師田保隆、米長三四郎の兄弟が福井市にて竹製花額の制作を手がけたのが始まりです。
 その後、竹の切端を利用した竹人形の試作研究に努め、現在の創作越前竹人形の地位を確立いたしました。 昭和59年には、
県内に在住する竹人形職人の経済的安定化と技術の向上および後継者の育成を目的として、越前竹人形協同組合を設立、昭和
61年には 現在地に移転、観光の拠点施設として「越前竹人形の里」を開設し、竹人形の 製作工房、竹人形や各種竹製品のほか
県内の名産銘菓などを販売する売店および食堂が設置されています。
 館内は「創作竹人形館 黎明」、「竹人形工房 篝」、「竹人形の里 物産館」などから構成されており、工房では竹の素材感を生
かした力強い作風と完成度そしてセンスの良い作品が数多く展示されています。