足摺岬は、高知県土佐市水市の足摺半島の先端にある岬です。半島南東端の黒潮の打ち寄せる断崖は約80mの高さがあり、周囲はツバキ・ウバメガシ・ビンロウ等の
亜熱帯植物が密生しています。また沖合いは鰹の好漁場で、一方では台風銀座とも呼ばれています。
灯台への起点になる広場には足摺半島西岸、中浜の漁師であり、幕末の政局に大きな役割を果たしたジョン万次郎(中浜万次郎)の彫像が太平洋の彼方のアメリカを
望見し立っていました。