瀬戸大橋の開通を記念して、1988(昭和63)年3月20日に「瀬戸大橋博覧会」が開催され、香川県側の会場となったのが坂出市番の洲の一角で、会期終了後の跡地は
瀬戸大橋記念公園として再整備され、記念館とタワーは引き続き観光施設として使われています。
 瀬戸大橋タワーは展望室部分が回転しながら昇降するタイプのものでは世界一の高さだというのを宣伝し、「100人乗りの客室が、地上132mまでゆるやかに回転
しながら上昇!眺望も素晴らしい、ごきげんなスカイ・ウォーク」と言うことでがんばっていますが、博覧会終了後は客足もとだえ閑散としていました。
 タワーは、下から見ていたより、予想以上に高く感じ、高さ108mからの景色は最高でした。特に、瀬戸内海の島々と海の色が綺麗でした。乗っている時間は約10
分で、最高地点108mで3回転して下りてきます。座っているだけで360度を眺めることができるのでスゴイと思いますが、あっという間に下り始め、ゆっくり景色
を楽しむことはできませんでした。