四万十川(しまんとがわ)は、高知県の西部を流れる渡川水系の本川で、全長196kmと四国で最長の川です。四万十川の特徴は、本流に大規模なダムが建設されてい
ないことで、このことから「日本最後の清流」と呼ばれ、静岡県の柿田川・岐阜県の長良川とともに「日本三大清流の一つ」とも呼ばれています。また、こんな特徴もありま
す。それは四万十川が支流も含めて47の沈下橋があることで、高知県では生活文化遺産として保存する方針を決定しています。
 四万十川も元々の正式名称は「渡川」と呼ばれていましたが、平成6年7月25日に「四万十川」と正式に改名されましたが、一級河川の名称変更はこれが初めてで、この
川が「日本最後の清流」として、全国的に有名となり認知されたことがその理由になっています。