絵画のような風景の街ルツェルン


  ルツェルンは、スイスの中央に位置する街で、スイスを代表する観光名所のひとつで、人口は約70,000人を数え、さ
らにその周囲の町村には約100,000人が居住しています。城壁に取り囲まれた街の真ん中をロイス川が流れ、中世
都市が両岸に発展していきました。その両岸に分かれた街を、屋根付木造橋の「カペル・ブリュッケ」などの橋が結ん
でいます。フレスコ画が描かれた建物やさまざまな像がついた噴水など、かつての街の面影を感じることができます。
 *ライオン記念碑は、1792年のフランス革命の時、フランス王家に仕えていたスイス人衛兵786名が、パリのチュイル
  リー宮殿で、ルイ16世とマリー・アントワネット王妃を、最後まで守り、勇敢な死を遂げました。その忠実さと英雄的
  悲劇を讃え、デンマークの彫刻家「トーワルドセン」 が制作した記念碑だそうです。自然の岩壁を削ってつくった浮
  彫りで、マーク・トウェインはルツェルンのライオン碑を「世界で最も悲しく、最も感動的な岩の彫刻である」と書いて
  います。