シャモニー・モンブランはフランス東部、オート・サヴォワ県のコミューンで、交通の利便性はスイスのジュネーブからが良く、そんなことでスイス領と思っている方が結構多くいます。
 シャモニーのロープウェィイ乗り場は観光客で混雑していましたが、通常夏の時期には1時間待ちということもあるようですが、外国人団体観光客は専用入り口から入ることで20分
程待つことで登場することができました。
 ロープウェイを途中のプラン・ド・レギーユで乗り換えますが、急激な気圧の変化に備えるため、乗り換えるまでに15分程の休憩をとるとともに走ったりしないよう注意を受けました。
 2段目のロープウェイに乗り換え、エギーユ・デュ・ミディ展望台(3842m)まで20分足らずで一気に2800m上昇します。
 ロープウェイが到着するのは北峰で、窓には氷柱が見られ温度差は30度くらいはあったと思いますが、完全な冬支度でした。北峰の建物の中を少し歩くとエレベーター乗り場があり、
ここも30分待ち行列でしたが、これに乗れば中央峰が最も高く眺めが素晴らしい展望台ですので、ひたすら順番の来るのを待つばかりでした。
 シャモニー・モンブランの中央峰展望台は、ここまで登ってきた価値があり、エギュード・ミデイを始めとした鋭い山峰は息をのむ美しさで、目を下に向けると緩い雪原を登ってくる登
山者の姿を見ることもできました。
 展望台で体を温めるために飲んだ、チョコラ・シーの美味しかったことが今また改めて思い出されます。