「九ふん」は、台北の概ね真東40kmほどの所にある坂と石段のレトロナ街です。港街で有名な基隆からも南へ10km、また台湾国鉄の
東部幹線「瑞芳」駅から基隆客運のバスで15分ほどでも行けます。
 旧道のバス停で下りると目の前に「セブン・イレブン」がありますので目標となります。セブン・イレブンの横から基山街路が始まります。
街路は幅4mほどの石畳で東西に延びみやげ物屋、食べ物屋などで一番賑やかな通りです。中央部の基山街路と交差する南北の石段
路が豎崎路で、石段の中ほどにカンヌ映画祭でグランプリを採った「悲情城市」の撮影に使われたレストランがありました。
 今回は台北に帰って昼食をとることにしていましたので、「九ふん」名物の「芋圓」だけを試食してみました。豎崎路の一番上にあった
「阿柑姨芋圓」でカキ氷入りを食べましたが、冷たい蜜豆といった感じでした。このお店は建物の中を通り抜けた一番奥に展望台風な場
所があり、「九ふん」の街と遠く海を眺めて美味しく戴きました。